電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「蝶の舌」- La Lengua De Las Mariposas -

ホセ・ルイス・クエルダ監督、マヌエル・リバス原作、フェルナンド・フェルナン・ゴメス、マヌエル・ロサノ、ウシア・ブランコ、ゴンサロ・ウリアルテ。1936年、スペインのガリシア地方の村、父ラモン、母ローサの子供、8歳の少年モンチョは喘息で入学が遅れていた。モンチョは先生の体罰を恐れ学校を怖がっていたが、ドン・グレゴリオ先生は優しく彼を迎えた…。大人気でなかなか見られなかった一本であるが、確かに面白かった。主人公たちやスペイン内戦という時代背景からも「さよなら子供たち」を連想させた。テーマを押しつけず、あくまでも子供の視点から淡々とストーリを展開させる様が気持ちよかった。