電子竹林:Blog

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「バーバー」- The Man who want’s there -

ジョエル・コーエン脚本監督、製作・脚本:イーサン・コーエン製作脚本、ビリー・ボブ・ソーントンフランシス・マクドーマンド、マイケル・バダルコ、ジェームズ・ガンドルフィーニ、キャサリン・ボロウィッツ、スカーレット・ヨハンスン、ジョン・ポリト。1949年北カリフォルニア、サンタ・ローザ。エド・クレイン(ビリー・ボブ・ソーントン)は妻ドリス(フランシス・マクドーマンド)の兄フランク(マイケル・バダルコ)経営の床屋で働く。ドリスはボスのデイブと浮気関係。ある日、床屋を訪れたセールスマンのクレイトン・トリヴァー(ジョン・ポリト)はエドに儲け話を持ちかけ、エドはデイブを恐喝することに…。2001年カンヌ国際映画祭最優秀監督賞、前評判は高く、コーエンらしい皮肉や、妙な感覚は楽しめるが中盤ちょっと退屈だった。ラストにかけて予想出来ない展開がコーエンらしい。ソーントの無口な演技は映画にぴったりはまって光っている。しかし、「オー・ブラザー」といい、コーエン兄弟ではセールスマンは常に災いなんだろうか。