ロバート・ロドリゲス監督脚本製作、アントニオ・バンデラス、カーラ・グギノ、アレクサ・ヴェガ、ダリル・サバラ、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・トレホ。「スパイキッズ」の活躍でOSS(戦略事務局)のスパイキッズとして活躍しているカルメン(アレクサ・ヴェガ)とジュニ(ダリル・サバラ)はライバルのゲイリーとガーティにトップの座を奪われる。名誉回復のためカルメンとジュニは、テクノロジーを無効化する秘密兵器トランスムッカーを取り戻すべく謎の島に向かう…。それなりに笑いとスリルと、しんみりさせる所はあるし、さまざまなスパイツールのガジェットは楽しめるが、ストーリ的にはちょっと雑な感じ。ちょっと子供向き過ぎるか。コメディアンとしてのアントニオ・バンデラスはちょっと意外で面白いけど。"スパイの差は持っているツールの差"と断言するゲイリーの言葉を、もうちょっとうまく逆手に取れたらよかったのにと思う。結局ツールに頼っていたりするし。