電子竹林:Blog

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「何もそこまで」

ナンシー関 角川文庫。平成8年(1996年)世界文化社から刊行されたものの文庫本化。時代的には95~96年あたりの話題。泉ピン子パッシング、藤田朋子騒動、花田家プチ皇室化、欽ちゃん仮装大賞、いいともの田原俊彦の悲しさ、「ピュア」の純粋無垢は免罪符なのか、などなど。時代的に古いので新鮮さは無く、懐かしさが強くなってしまう。糸井重里を80年代の亡霊と見る目、りえママが白髪を染めない理由など、切れ味は相変わらずいい。今回は休業宣言吉田栄作には抱腹絶倒。今回、住人も気がつかない点を誉めあげるヨイショの天才「建もの探訪渡辺篤志が出てきて嬉しい。