「小津安二郎・生きる哀しみ」

中澤千磨夫。2003年の生誕百年の企画モノであろうが、中身としては目新しさ無い。初期の作品の解説が多いのは情報としては役に立つが。

MEMO:池澤夏樹「ひたすらな賛仰や付和雷同、いじになったこきおろし、人の見てない作品を見ているというだけのペダントリー、細部への近視眼的固着、強気の断定、提灯持ち、などの陥穽すべて回避して批評らしい批評を書くのは大変むずかしい」

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