電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ブランド中毒にされる子どもたち-一生の顧客を作り出す企業の新戦略」

アリッサ・クォート、古草秀子訳。映画「スーパーサイズ・ミー」(id:zom-1:20050204#p1)でも、マクドナルドの最も罪な所は、洗脳しやすい子供をターゲットにしている所という意見があったが、まさにその内容。狙われるジェネレーションY&Z、予算削減のためにブランドに侵食される学校、映画やゲームの中で使われるブランド戦略、口コミマーケットに使われる子供たち…と多岐に渡る内容。企業の商業主義が起こす無規範状態(anomie)、判断基準の喪失の現状を浮かび上がらせ、取材も広範囲であり丁寧。

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