電子竹林:Blog

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「NANA」

大谷健太郎監督(「約三十の嘘」)、矢沢あい原作。東京の美大生の彼氏を追って上京するミーハーな小松奈々(宮崎あおい)は、同じ名前、同じ年でミュージシャンを目指す大崎ナナ(中島美嘉)と運命的に出会い、ニ度目の偶然で二人は同居する事になる…。いまさら説明する必要もない有名な原作の映画化。矢沢あいのスタイリッシュなキャラに無理に合わせず、それなりに宮崎あおい中島美嘉もキャラを作っていて成功している。しかし、蓮(松田龍平)はイマイチ。松田龍平は「恋の門」みたいな使い方はいいのに、かっこよく使おうとすると途端に駄目な感じになる。ノブの成宮寛貴もヘン。全体に女性陣に比べ男性陣は魅力が無い(ヤスはそのままだけど)。そもそも原作は展開が冗長なんだけど、うまくストーリはまとまっている。(追記:"SEX PISTOLS"好き集まれってバンドで、なんであんなに歌謡曲なの??)

http://www.nana-movie.com/