電子竹林:Blog

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「ナイト・ウォッチ」- Nochnoi Dozor -

ティムール・ベクマンベトフ監督、セルゲイ・ルキヤネンコ原作。特殊な能力を持つ異種(アザーズ)同士の激しい戦争は1000年前、光の王ゲッサーと闇の将軍サヴロンによって休戦協定が結ばれた。2004年モスクワ、予知能力を持つ異種、ナイトウォッチのアントン・ゴロデツキー(コンスタンチン・ハベンスキー)は、一人の少年を狙う闇の異種ヴァンパイアを追う…。原作が250万部のベストセラーだからか、全体の設定が分からないまま物語はどんどん進む。そこで挫けなければ結構面白い。設定やキャラクタの説明不足はあるが、終わってみるとなかなかに凝った設定と、深い伏線を張った物語に驚かされる。映像的にはちょっと荒っぽいがパワーを感じる。ロシア映画は侮れない、今後に注目。73

http://www.foxjapan.com/movies/nightwatch/