レン・ワイズマン監督原案製作総指揮。何世紀に渡るヴァンパイア(吸血鬼属)とライカン(狼男族)との戦いの中、女ヴァンパイアのセリーン(ケイト・ベッキンセイル)は唯一の混血種であるマイケル(スコット・スピードマン)と共に追っ手から逃げるが…。前作の続き、三部作らしい。MTV出身ワイズマンらしい映像はいいにしても、この世界観の希薄な事、人物像の薄っぺらな事…登場人物に何の葛藤も意思も感じられない。ワイズマンの頭の中には世界が出来ているのかもしれないが、表現力が無いから外には出て来ていない、自己満足。興行的に失敗したのもうなづける。
http://www.sonypictures.jp/movies/underworldevolution/index.html
