電子竹林:Blog

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「狩人と犬~最後の旅」-The Last Trapper-

ニコラス・ヴァニエ監督脚本。50年間ロッキー山脈で罠猟を続けるノーマン・ウィンター(本人)はナハニ族の妻ネブラスカ(メイ・ルー)と犬ぞりを牽く7頭の犬と大自然の中で暮らすが、森林の伐採により動物たちは減少、狩人を続ける事を諦める…。ロッキーの自然の圧倒的な美しさと厳しさ、何にも頼らずに生きる高潔さ、こういう映画こそ子供時代に観た方がいいんだが…子供の客は皆無。なぜか比較して宣伝されている「皇帝ペンギン」(id:zom-1:20050813#p1)よりは過酷さや美しさに劣るが、"人類が存続するには自然と同調して生きて行くべき"という真っ当な環境テーマは素直に伝わって来る。邦題や予告編から予想するほど、犬モノでは無い。

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