電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「LOFT」

黒沢清監督脚本。女性作家の春名礼子(中谷美紀)は体調も悪く、新作の恋愛小説が思うように進まない。担当編集者の木島(西島秀俊)の勧めで郊外の一軒家に引っ越すが、隣の廃屋に考古学者の吉岡(豊川悦司)が大きな荷物を運び込むのを観る…。「ドッペルゲンガー」は力が抜けていて嫌いじゃなかったけど、それから3年ぶりの作品。かつての黒沢清の暗さや重さは残っているけど、鋭さは無い。もともと難解なのか手抜きなのか分かり難い人だが、今回の後半はクズグズで最後は中途半端。ミイラの話はなんだかよく分からないし、80年前の謎はどうなったんですか~。安達祐実の幽霊姿が不思議な感じ。65

http://www.loft-movie.com/