マイケル・マン監督脚本。FBIの潜入捜査官が殺され、マイアミ警察特捜課のソニー・クロケット(コリン・ファレル)とリカルド・ダブス(ジェイミー・フォックス)は情報漏洩者を探すために潜入捜査をする事に…。マイケル・マンの出世作である製作総指揮をしたTVシリーズの自身による映画化、だが雰囲気はまるで違う。アクション・シーンはわずか、エンターテイメント性も少ない。取引の緊張感や、密輸方法の詳細、麻薬ネットワークの複雑さなど細部はマイケル・マンらしく面白いんだけど。バディ映画の良さも無く、ソニーとイザベラ(コン・リー)の関係がメインとなる。詰まらないわけではないけど、娯楽作を期待して行くと肩すかしを喰うのは確実。(個人的にはコン・リーは見た目もしゃべっても中国人なんだけど、設定的にはどうだったのだろうか??) 70