電子竹林:Blog

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「地下鉄に乗って」

篠原哲雄監督、浅田次郎原作(第16回吉川英治文学新人賞、未読)。衣料品メーカー営業マンの長谷部真次(堤真一)43歳、父の小沼佐吉(大沢たかお)は小沼グループの創立者。ある夜、永田町の地下鉄の階段を登るとそこは1964年の新新中野だった…。原作もこんな話なの??場当たり的なタイムスリップ、みち子の立場って何、などなど世界観がまるで理解出来ない。父子関係と思っていたテーマが、なんか薄ぼけてしまう。これじゃ感動など無理、基本的な所で物語が出来ていないと思う。時代考証もかなりいい加減(マジソンバック発売は1968年)。

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