電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「流星ワゴン」

重松清。暴力をふるう息子、テレクラ遊びをする妻、リストラ寸前の自分、死を漠然と考えていた永田一雄。その前に止まった一台のワゴン車に乗る橋本義明・健太親子は永田を過去へといざなう…。タイムスリップ的でありながら、それが過去を変えるのではなく現実を受け入れるというポジティブさが気に入った。生々しい現実に向かい合うというメッセージは力強い。全体にエピソードの割にページが多い気がする、つまりは中身が薄い気がするが。

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