ナンシー・マイヤーズ監督(「恋愛適齢期」)。ハリウッドの映画予告編製作会社の社長アマンダ(キャメロン・ディアス)、ロンドン郊外に住む新聞記者アイリス(ケイト・ウィンスレット)。恋に傷ついた二人はインターネットのサイトで知り合い、二週間の休暇の間、お互いの住まいを交換する事に…。さすがにの大人の恋愛モノを撮らせたら上手い監督。設定も新鮮だし、時差を使ったエピソードの交錯もいい。年寄りと子供を出す泣かせ所はちょっと憎らしいほど。微妙にハリウッド映画批判を入れている所なんか心意気を感じる。女優陣演技はまあ悪くは無い程度。男優側はジュード・ロウが出番が多いのに比べて、ジャック・ブラックはやや登場が少ないのは残念。ま、アクが強いからバランスを考えたのか。ジャック・ブラックはジャック・ニコルソンに似てきた…「シャイニング」をリメイクするなら是非。
