電子竹林:Blog

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「ペネロピ」- Penelope-

マーク・パランスキー監督(長編初)、リース・ウィザースプーン制作出演(アニー役)。先祖がかけられた呪いで、豚の鼻を持って生まれてきた名家ウィルハーン家のお嬢様ペネロピ(クリスティーナ・リッチ)。両親は名家と結婚させて呪いを解こうとするが、集まってくる男たちはペネロピの姿を見ると逃げ出す。そんな時、ギャンブルに溺れたマックス(ジェームズ・マカヴォイ)とペネロピが出会うが…。「カエルになった王子」とか、古典的な設定の現代版ファンタジー。ペネロピの顔は男が逃げ出す程でも無く(むしろその辺にいそう)、豚の鼻でもけっこう可愛い。そんな違和感は残るが、全体には悪くない。ハリウッドに無い英国調の雰囲気と、ちょっと不思議な色彩と映像は面白い。「アダムス・ファミリー」、「バッファロー'66」の印象が強いクリスティーナ・リッチも、撮影当時26歳ぐらいで役的にはまあギリギリの線か。

http://www.penelope-movie.com/