電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「奇跡のシンフォニー」-August Rush-

カーステン・シェリダン監督。ニューヨーク、新進チェリストのライラ(ケリー・ラッセル)とロックミュージシャンのルイス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)は運命的な出会いをするが、ライラの父により引き裂かれてしまう。11年後、あらゆる音がメロディに感じられる天性の音楽的才能の持ち主のエヴァン・テイラー(フレディ・ハイモア)は本当の親を探すために施設を抜け出すが…。全体には感動的な話なはずなんだが、どうも素直に感動出来ない。第一にフレディ・ハイモアを前面に押し出す演出がひどく鼻につく。第二にラストの出会いがイマイチ。第三に音楽の才能ってのがインチキくさい(ギターはいいにしても、音階教えただけじゃ楽譜は書けないだろ)。ま、単にフレディ・ハイモアが個人的に好みじゃないだけなんだけど。音楽はなかなかいいが、最後の"オーガストの狂想曲"だけはイマイチかな。

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