電子竹林:Blog

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「20世紀少年」

堤幸彦監督、浦沢直樹原作。1997年、ロックの夢を諦め、コンビニ経営をしながら姉の赤ん坊のカンナを世話するケンヂ(唐沢寿明)。身辺では近所の敷島教授一家の失踪、同級生ドンキーの墜落死、世間では「ともだち」代表の謎の宗教団体、細菌事件などが起きるが、子供の時に書いた「よげんの書」やマークとの関連性に気がつく。やがてケンヂの元に、子供時代の友人ユキジ(常盤貴子)、オッチョ(豊川悦司)、ヨシツネ(香川照之)たちが集まるが…。ちょうど二週間ぐらい前に五巻まで原作を予習したばかり。この監督では期待半分不安半分。原作の構成が複雑なのは分かるが、原作をどうこうして映画にしようなんて事は放棄して、まったくそのままの映像化。三部作だから出来るのだろう。エピソードはほとんどそのまま。巨大ロボットとの対決あたりは無意味に派手にしている。ま、期待していなかったからこんなもんでしょう。唐沢寿明のケンヂは意外に悪くない。イメージ通りなのは子供時代のヤン坊マー坊ぐらいか。カメオ主演多数。予告編を見ると大人のカンナ役平愛梨は心配だなあ。次回作は余計期待持てない。

http://www.20thboys.com/