キム・ヨンファ監督脚本。1996年韓国、全羅北道の茂朱(ムジュ)に冬季オリンピックを誘致するため、韓国初のスキージャンプ・チームが急編成される。コーチは元子供スキー教室講師パン(ソン・ドンイル)、メンバーは元ジュニアアルペンスキー米国国家代表だったが母を探して韓国に来たボブ(ハ・ジョンウ)、ナイトクラブのウェイターのフンチョル(キム・ドンウク)、焼肉屋の息子ジェボク(チェ・ジェファン)、少年家長のチルグ(キム・ジソク)、その弟ポング(イ・ジェウン)。多少のスキーの経験があるというだけで集まったメンバーは、ジャンプ台の工事現場でバイクのヘルメットや安全帽をかぶり長野オリンピックを目指すが…。実話ベースで、ジャマイカのボブスレー・チームの映画「クール・ランニング」の様な展開の韓国映画、この監督の「カンナさん大成功です」(id:zom-1:20071231#p1)がそれなりに面白かったので多少の期待があった。前半は韓国ギャグにイマイチのれなかったけど、後半の長野オリンピックでの盛り上げはそれなりに上手くまとまっていた。ジャンプの撮影はかなり凝っていて迫力がある。補欠ポングの扱いはこれでいいのかなあとちょっと疑問に思う。コーチの娘スヨン(イ・ウンソン)の位置もやや不明確。
