水田伸生監督、小森陽一原作脚本。関東に巨大地震が発生、地震の影響により海面温度が上昇、史上最大の台風が発生する。元ハイパーレスキュー隊の篠原祐司(伊藤英明)は、妻(桜井幸子)と耳の不自由な娘のしおりと銀座で待ち合わせをするが、高潮が東京を襲う…。高潮はポセイドンアドベンチャーの津波並み、巨大ヒョウは隕石並み、舞台はずっと新橋だけどゼロメートル地帯はどうなっているんだ、大地震の東京の影響はどうなの、などなど設定自体がハテナな状態で物語が展開してしまう。スタローン主演「デイライト」を連想させるが、この映画は地味な割には突っ込み所が多くて困る。「LIMIT OF LOVE 海猿」(id:zom-1:20060101#p1)よりは退屈しないまでも、雑過ぎるなあ。日本テレビ製作で、お台場のフジテレビを大破壊するのはちょっと仁義を欠いてる感じ。
