電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「昴-スバル-」

リー・チーガイ(李志毅) 監督脚本、曽田正人原作。小学生の宮本すばるは、双子の弟の和馬を脳腫瘍で亡くし絶望していた時、黒猫に導かれるように場末の小劇場「パレ・ガルニエ」に足を踏み入れ五十鈴(桃井かおり)と出会う。やがて大人になったすばる(黒木メイサ)は酔って騒ぐ客の前で見事なボレロを踊り客を黙らせるが、それをアメリカン・バレエ・シアターのリズ・パーク(Ara)が見つめていた…。原作のコミックは、男性によるバレエ漫画という物珍しさから手に取った最初3巻を読んでいるだけ。映画は原作の1~5巻まで。映画にするには踊りのシーンが重要だとは思うけど、いいと思ったのはボレロぐらいかな。バレエのシーンではスタントとの切り替えばかりが気になった。全体には日本の俳優層の薄っぺらさと安っぽさばかりが目立ってしまった。黒木メイサは悪くないとは思うけど、出演作に恵まれないなあ。東方神起が無意味に登場。クレジットにワイヤーアクションが入っていたけど、どのシーンだろうか。

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