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「のだめカンタービレ最終楽章 前編」

武内英樹監督、二ノ宮知子原作。プラティニ国際音楽コンクールで優勝後、千秋真一(玉木宏)はかつてシュトレーゼマン(竹中直人) が指揮をしていた「ルー・マルレ・オーケストラ」の常任指揮者となる。偵察に行ったマルレ・オケは、多くの団員が辞め観客も集まらない悲惨な状態だった。一方、のだめこと野田恵(上野樹里)はコンセルヴァトワール音楽学校の進級試験を控えていたが…。原作は読んでいるが、TVドラマは見ていない。音楽の聞かせどころはそれなりに聞かせて、オケの中での葛藤もそれなりに描いて、全体には予想よりはずっと面白かった。それでも「のだめ」という世界観を大前提に前後編で映画を作ってしまうとは…映画はTVの延長では無いと思う。こんなのばかりだったら邦画界もガラパゴスになるだろうな。瑛太水川あさみはクレジットでは最初なのに、出番ほとんど無し。

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