電子竹林:Blog

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「パブリック・エネミーズ」- Public Enemies -

マイケル・マン監督。大恐慌から数年後の時代、大胆不敵な銀行強盗ジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)は市民にも人気があった。ある時、ジョンはビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)と出会い恋人となる。一方、FBI長官エドガー・フーバージョン・デリンジャーを"社会の敵ナンバー1(Public Enemy No.1")として指名手配、メルヴィン・パーヴィス(クリスチャン・ベイル)をデリンジャー特捜班の責任者に指名する…。ブライアン・バーロウのドキュメンタリが原作、多分翻訳されていない。緊張感があるいいシーンも多くあるのだけど、全体ではメリハリがない印象(マイケル・マンらしいか)。史実をなぞっているのでしかたないかもしれないが、工夫がもっと欲しい。演技も悪くないだけになんか残念。ラブストーリとしても中途半端だし。映像も、なんか精細さに欠ける。ところで、映画館のシーンでなぜアンナは有名な赤いドレスじゃなかったのだろうか?? オレンジが史実?

http://www.public-enemy1.com/