電子竹林:Blog

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「ポスト資本主義社会-21世紀の組織と人間はどう変わるか」

P.F.ドラッカーリーマン・ショック以降にポスト資本主義的な社会像を考える様になったが、1993年にこんな本が出ていたとは。有名な本なのに今まで読んで無かったとは残念。思い描く様な事はすべてこの本で語られている。新しい「社会」が非社会主義社会でありポスト資本主義社会である事は確か、知識は資本と労働をさしおいて最大の生産要素となる、など今考えると当たり前の事だが、20年近く前にこの洞察の深さは驚くべき事だ。年金基金資本主義の危険性についても、まさしく予言と思える。(memo:1270年ベーコンによる老眼鏡、1290年には法王庁、1300年カイロ、1310年にはモンゴルで使われた)(memo:1700年、英国にはクラフト(技能)という言葉はなくミステリー(秘伝)が使われた)(memo:二つの大戦が国民国家を租税国家に変えた、第一次大戦前は国民所得の5~6%)(memo:部族主義はグローバリズムの核)

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