白川士監督、舞城王太郎原案。杉奈(相武紗季)は小学生時代の恐怖体験からネックマシーンを発明し、心霊現象の研究をする大学院生。杉奈に憧れる首藤友和(溝端淳平)は杉奈に近づくためにネックマシーンの実験台となり、やがてホラー作家の越前魔太郎(平岡祐太)とその担当編集者・赤坂英子(栗山千明)と共に怪奇現象の起きる人形屋敷へ出かけるが…。ラブコメでギャグっぽい所も多いが、その割にはホラーは真面目に不気味。特に人形モノはかなり怖い。このアンバランスさは全体の構成でも同じで、96分の映画のオープニングの子供時代で何故か20分を費やす。これは味なのか、単に下手なのか掴みかねる所。いい部分もあるけど、悪い部分も多いという感じかなあ。
