ポール・ハギス監督脚本。ペンシルベニア州ピッツバーグ、教師のジョン(ラッセル・クロウ)は妻のララ(エリザベス・バンクス)と息子ルークと平和に暮らしていたが、ある時、ララが殺人容疑で逮捕。無実の証明が出来ず3年、刑が確定してしまい、ジョンはララを脱獄させる事を決意し行動を始めるが…。2008年フランス映画「すべて彼女のために」(未見)のリメイク。脱獄の計画の立て方などディティールは面白いところは多い。特にリーアム・ニーソン演じる脱獄犯との会話はリアル。全体にはいいと思うのだけど、微妙にテンポが悪く、単調な感じがする部分もある。追いかけ役の刑事たちのキャラが曖昧で、面白みがないのもマイナス面かもしれない。面白くなりそうな要素満載なのに、マイナス面が多くてもったいない。オリジナルも観てみたい。
