電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「HOME 愛しの座敷わらし」

和泉聖治監督、 金子成人脚本、荻原浩原作。食品会社の開発部門で働いていた高橋晃一(水谷豊)は岩手に左遷され、一家で田舎の古民家に住む事になる。突然の田舎ぐらしに戸惑う母(安田成美)、中三の長女・梓美(橋本愛)は友達関係に悩み、小五の弟・智也(濱田龍臣)は喘息だったけどサッカーに興味を持ち、祖母の澄代(草笛光子)はボケが始まっている。家族がバラバラになっている中、家には座敷わらしの気配を感じるが…。期待はまるでゼロだったけど予想外 、ベタ過ぎる面も多いけど感動モノとしてはなかなか上手い。和泉聖治としては、これだけストレートな感動モノは'98年三船美佳主演の「友情 Friendship」以来か。'88年畠田理恵主演「この胸のときめきを」ほどの冴えは無いモノの、最後まで上手くまとめている。これは原作の力かもしれないな、原作読まないと。

http://www.warashi.jp/