電子竹林:Blog

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「テルマエ・ロマエ」

武内英樹監督、武藤将吾脚本、ヤマザキマリ原作。西暦130年代古代ローマ、皇帝ハドリアヌス(市村正親)の時代。アテネで最新技術を学んだローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)は、古典的な浴場を提案するが採用されず失業中。アイデアに悩んだルシウスは公衆浴場で、現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。ルシウスが"平たい顔族"と呼ぶ現代日本人の銭湯から多くのアイデアを得る。そして偶然に漫画家志望の真実(上戸彩)と出会うが…。原作はちょっと読んでるだけ、アニメ阪は全部見ている。ルシウスを阿部寛にしたという馬鹿らしさが成功、一方、上戸彩を無理矢理使っているところは失敗している。前半の展開はテンポも良くかなり面白いのだけど、バイリンガルになった当たりからギアチェンジしたように乗りごごちが悪くなる。それでも最後まで上手くまとめて、それなりに満足という所か。じいさん達の出番が少ないのがちょっと寂しいな、あと温泉の猿は欲しかった。

http://www.thermae-romae.jp/