シャンカール監督。バシーガラン博士(ラジニカーント)は恋人サナ(アイシュワリヤー・ラーイ)をそっちのけで研究に没頭、10年の歳月をかけて自分そっくりなロボットのチッティ(ラジニカーント)の開発に成功。博士の恩師ボラの陰謀でチッティに感情の機能を入れさらにチッティが暴走を始める…。ひさしぶりのボリウッド映画、ラジニカーントのムチャで派手な展開は相変わらず。無条件に楽しめる。ロボットもののパターンを踏襲しながらも斜め上な展開が楽しい。この映画ではやたらに人が死にすぎるのがちょっと難だな。ダンスシーンと音楽はかなりイケてるけど、日本語版ではダンスシーンをかなりカットしたようで少なく感じる。完全版の3時間はちょっと長いかな。ラジニが63歳なのも驚くけどヒロインのラーイもすでに38歳。1994年のミス・ワールドだからそんなモンだけど、しかしこのゴージャスさは凄いもんだ。
