エリック・ダーネル/コンラッド・ヴァーノン監督。アフリカで暮らしていたライオンのアレックス、シマウマのマーティ、カバのグロリア、キリンのメルマンは故郷ニューヨークの動物園に戻るために、モンテカルロのカジノで荒稼ぎするペンギンズを捜しにで出かけ、動物管理局のデュボア警部のに追跡されてしまう。サーカス団の列車に乗り込んだ一行は、火の輪くぐりの虎ビターリ、空中ブランコのジャガーのジアたちの仲間に加わるが…。一作目(id:zom-1:20050906#p2)はまるでダメ、二作目(id:zom-1:20090403#p1)はまあまあ。今回は2作目ぐらいの出来か。面白くなる要素はそれなりにあるのに、このシリーズはまったくノレない。なんでだろうか。今回、サーカスを舞台にしている所なんか面白いと思うのだけどあまり活かされていない。特に動物を捨てたシルク・ドゥ・ソレイユに対抗して動物だけの新しいサーカスという設定は面白いのになあ。ジェット、水コブラ、風船とか取ってつけたような伏線もまったく意味が無い。デュボア警部は面白いキャラなのに、表面だけで深みがない。
