サム・メンデス監督。イスタンブール、MI6のエージェントのジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、NATOの潜入諜報部員の情報をイヴ(ナオミ・ハリス)と追う。上司のM(ジュディ・デンチ)の判断によりボンドは被弾、河へ転落してしまうが…。「慰めの報酬」(id:zom-1:20090124#p1)に続くクレイグ版ボンド。前作よりはスピード感は無いが、その分、緩急をつけた上手い展開。特に後半で英国を舞台に展開させてるのはなかなかいいと思った。イスタンブールの屋根の上のアクションも絵になる。悪役ハビエル・バルデムも出番少ないけど、存在感は強い。一番やられたなあと思ったのは、アストンマーチンとマネーペニーだけど(^^)。一周回ってなんか決着つけた感があるクレイグ版007だけど、次回はあるのだろうか。
