電子竹林:Blog

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「マン・オブ・スティール」- Man of Steel -

ザック・スナイダー監督。過剰な資源開発により滅亡寸前の惑星クリプトン、科学者のジョー・エル(ラッセル・クロウ)は生まれたばかりの息子を地球へと送り出す。地球で父(ケヴィン・コスナー)と母(ダイアン・レイン)に育てられ成人したクラーク(ヘンリー・カヴィル)は、謎の物体が埋まっているというカナダでデイリー・プラネット社の記者ロイス・レイン(エイミー・アダムス)と出会う。やがてクラークはクリプトンから追放されたゾット将軍(マイケル・シャノン)と対決する事になるが…。クリストファー・ノーランが原案と製作。前半一時間は情緒感あってかなり面白いが、後半はがらりと雰囲気が変わってしまう。超人同士の肉弾戦を描こうとしているのは失敗している。CGとスピードでごまかしているだけで新鮮味がない。前半の世界でずっと描けていたら傑作になったと思うんだけどな。ブライアン・シンガー監督「スーパーマン リターンズ」(id:zom-1:20060926#p1)の世界はリセットしてまた最初から、というのは映画界としてはどうなんだろうか。コミック業界の映画化は安易過ぎる。

http://www.manofsteel.jp