スティーヴン・クォーレ監督、ジョン・スウェットナム脚本。中西部シルバートンの高校の卒業式の日、教頭ゲイリー・モリス(リチャード・アーミティッジ)の長男ドニー(マックス・ディーコン)は25年後へのタイムカプセルのビデオ撮影に夢中。そして憧れのケイトリン(アリシア・デブナム＝ケアリー)と撮影のために廃工場に出掛ける。一方、ストーム・チェイサーのタイタス・チームのピート(マット・ウォルシュ)、ルーカス(リー・ウィテカー)、気象学者アリソン(サラ・ウェイン・キャリーズ)は竜巻を追ってシルバートンへ到着するが…。基本、「ツイスター」な話だけど、二番煎じな感じにまとまらずに、最初から飛ばしてスピード感もテンポもあって良い。ドニーのカメラやタイタスチームのカメラの映像を巧みに使いながら、嵐の中の主観表現をしているのが成功している。ちょっと竜巻強力過ぎとか、飛行場とかどこにあったんだ、なハテナなとこもあるけど全体には悪くない映画だと思う。
