電子竹林:Blog

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「ビリギャル」

土井裕泰監督、坪田信貴原作「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」。名古屋の女子高に通う女子高生のさやか(有村架純)はエスカレータ式の進学のため、学校では全く勉強せず友人と遊ぶ毎日。父親(田中哲司)は弟の野球に熱心でさやかには無関心。大学進学が難しくなった事を知った母(吉田羊)は、坪田(伊藤淳史)が教師をする塾へさやかを向かわせるが…。原作未読だが物語としては純粋にいい話。いい話だけど普通の話ではあるのでインパクトは強くない。そこに父娘、弟の関係、さらに男に野村周平、悪役教師に安田顕を入れて広がりを出しているつもりだろうけど無理やり感は強い。最近ビリギャル疑惑が出てるらしいけど、まあ事実からかなり盛っているのは違いないでしょ。それを万人向け映画にするために不自然さ、作り物感が出ている。

http://www.birigal-movie.jp