電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「カリフォルニア・ダウン」-San Andreas-

ブラッド・ペイトン監督、カールトン・キューズ脚本。LAのレスキュー隊レイ(ドウェイン・ジョンソン)は、かつて娘を事故で失った事から離婚、前妻エマ(カーラ・グギーノ)と暮らすもう一人の娘ブレイク(アレクサンドラ・ダダリオ)は引越し準備中。その頃、ネバダ州のフーバー・ダムを大地震が襲い、ローレンス教授(ポール・ジアマッティ)はカリフォルニア一体に大地震が来る事を予想。レイとエマはサンフランシスコに残されたブレイクを救いに行くが…。エンタメとしてはいいんだけど、災害対策情報としてはマズい事だらけ。家族を助けに被災地まで行くって映画を作ると被害を増やすだけだと思う。津波や揺れや崩壊も映像重視、そんな揺れの中で走って逃げられない事は知っていて欲しい。津波もかなり無茶な展開。人間もちょっと薄っぺらいか。1960年のチリ地震M9.5の記録を越えよう、というヘンな競争心もちょっとイラっとくる。

http://wwws.warnerbros.co.jp/californiadown/