電子竹林:Blog

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「アンフェア the end」

藤嗣麻子監督脚本、秦建日子原作『推理小説」。警察病院占拠事件やネイルガン連続殺人事件を経て、謎の権力組織のデータを手に入れた雪平夏見(篠原涼子)。村上克明検事(山田孝之)の転落事件の容疑者となったエンジニアの津島直紀(永山絢斗)は、取り調べに雪平を指名、闇の組織に嵌められた事を語るが…。前々作(id:zom-1:20070320#p1)、前作(iz:zom-1:20111001)に続く完結編。同じ監督の前作程度の出来か。しかし、この雰囲気だけ警察ミステリな薄っぺらい構図はうんざりな感じ。「謎の組織」という厨二病的な陰謀論の扱いが陳腐、ミステリーとしての面白さはゼロ。篠原涼子もかなり厳しい。唯一、面白かったのは車での逃走シーンのカメラ、あのシーンだけは良かった。

http://unfair-the-end.jp/