レヴァン・ガブリアーゼ監督。ネット上に流出した動画が原因で高校生のローラ・バーンズが自殺してから一年、彼女の幼なじみブレア(シェリー・ヘニッグ)、その恋人ミッチ(モーゼス・ストーム)、友人のヴァル、ジェス、アダム、ケンたちがSkypeで雑談していると見知らぬアカウントが死んだローラとして話しかけてくるが…。最初から最後までMac画面しか出てこない展開、その中でSkype、Facebook、Message、Chromeとアプリが切り替わりながら話が進んでいく。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」みたいな一発アイデアではあるけど、なかなかに上手い使い方。アプリの意味とか、その機能に馴染みがないとサッパリ分からない展開になりそうな心配はある。物語としては単純なホラー風味であるが、設定自体の面白さだけで最後まで引っ張っていく。
