ジョン・カーニー監督。'85年アイルランドのダブリン、コナー(フェルディア・ウォルシュ＝ピーロ)は音楽マニアの兄とTVでミュージックビデオを見ることを楽しみにしていた。不況で父が失業、家庭は崩壊寸前、コナーは公立の高校に転校させられる。そんな時、コナーは少女ラフィナ(ルーシー・ボイントン;)と出会い自分のバンドのPV出演を誘うが…。「はじまりのうた」(id:zom-1:20150411#p1)、「Once ダブリンの街角で」(id:zom-1:20150410#p1の監督。同じ様なテーマでさらに洗練させ、エンターテイメントにした感じ。やはり音楽テーマだけど自叙伝的な性格が強い物語。何よりも音楽への愛が感じられる作品なのがいい。80年代の音楽、映像、ファッションなどの時代背景がシビれるほどに突き刺さってくる^^。
