電子竹林:Blog

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「ハドソン川の奇跡」-Sully-

クリント・イーストウッド監督、トッド・コマーニキ脚本。2009年1月15日、チェスリー・"サリー"・サレンバーガー機長(トム・ハンクス)、副機長ジェフ・スカイルズ(アーロン・エッカート)のUSエアウェイズ1549便エアバスA320が離陸直後にバードストライクにより全エンジン停止。機長の判断によりハドソン川に奇跡的に着水を成功させるが、国家運輸安全委員会の厳しい追求を受ける事になる…。機長、副機長二人の原作、だから当然主観的な所が多い。この実話が感動的と言うよりは、これはまるまるクリント・イーストウッドの演出の上手さじゃないかな。単純な話の前後を上手く構成して、最後は見せ場を作って感動的にまとめる手腕はサリー機長並だと思った。さらに救助の人々にも焦点を当て、クレジットでは実写映像を盛り込む。まったく上手いなあと思わせる。

http://www.hudson-kiseki.jp