ケン・ローチ監督。イギリス北東部ニューカッスル、心臓病で倒れた大工のダニエル・ブレイク(デイブ・ジョーンズ)は医者から仕事を止められるが、国の複雑な制度のために援助を受けられずにいた。そんな時、役所でシングルマザーのケイティ(ヘイリー・スクワイアーズ)と二人の子供を助ける事になるが…。ケン・ローチのニ度目のパルムドール受賞作。彼らしい、労働者や庶民の視点で描く社会派。まっすぐな映画でよい。ケン・ローチは80歳になってもまったくブレないな、強者である国と真っ向に映画で戦っている。今回は特に国の制度に焦点が当たっているのでわかりやすい。
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