ニールス・アルデン・オプレブ監督。死後の世界に興味を持つ医学生コートニー(エレン・ペイジ)はジェイミー(ジェームズ・ノートン)、ソフィア(カーシー・クレモンズ)を誘い自らが実験台となり一分間の臨死実験を実施、レイ(ディエゴ・ルナ)に助けられ成功するがその後に異常な能力を発揮する。さらにマーロー(ニーナ・ドブレフ)を仲間に入れ実験は続けられるが、それぞれは幻覚に悩まされることになる…。’90年版の28年後の世界、リメイクと続編の中間ぐらい。'90年版のネルソン・ライト役キーファー・サザーランドも登場。なんで今頃リメイクなのかは謎。監督はスェーデン版「ミレニアム」の監督で期待があったんだが'90年版よりもさらに医学サスペンス味は薄まりホラー寄り。後半、ある意味驚きな展開なんだが、物語が甘くてそんなの気にする人少なそう。前作や「アルダート・ステーツ」はフロンティアとしての人体へのサスペンス性がもうちょっとあったが、30年近くたっても物語として進歩してないのが残念。
