ハラルド・ズワルト監督、クリス・マーフィ脚本。父を亡くし母の仕事でデトロイトから北京に引っ越してきた少年ドレ(ジェイデン・スミス)、文化の違いに戸惑いながらもドレはバイオリンで音楽学校を目差すメイに声をかけるが、地元でカンフーを習うチョンに喧嘩を売られ執拗なイジメにあう。そしてドレはアパートの管理人ハン(ジャッキー・チェン)に助けられた事から、カンフーの修業を始める事になるが…。ジョン.G.アヴィルドセン監督、ラルフ・マッチオ、パット・モリタ主演の1986年版のリメイク。大筋ではオリジナル版の物語を踏襲しながら、巧みに内容を変えて、さらに中国の文化差などを入れ込みなかなか上手い脚本。武術修業も、試合もなかなか迫力があっていい。ジャッキー・チェンは、モリタ演じるミヤギのキャラには届いてないかな。なかなかいいけどリメイクよりはオリジナルを作って欲しい。そして、Karate KidじゃなくてKungfu Kidにすべきだったと思う、中国武術側から見ても不満だろうに。字幕版もやって欲しい。
