電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「シェイプ・オブ・ウォーター」-The Shape of Water-

ギレルモ・デル・トロ監督脚本。1962年冷戦下、米国政府極秘研究所で清掃員として働く女性イライザ(サリー・ホーキンス)、しゃべる事の出来ないイライザは仕事仲間のゼルダ(オクタビア・スペンサー)や隣人ジャイルズ(リチャード・ジェンキンス)と交流するだけの生活。ある時、警備ストリックランド(マイケル・シャノン)と共にアマゾンの不思議な生物(ダグ・ジョーンズ)が運び込まれるが…。デル・トロらしいファンタジー、モンスターな話のようで温かみがある不思議な雰囲気。色や音の使い方が繊細、そして米国へのシニカルな視点は面白い。「パンズ・ラビリンス」(id:zom-1:20071026)に比べるとややダークさは薄く、最後も曖昧にしている感じがする。ところで、これって幾つかの特徴的なモチーフをみるとウルトラQの影響はあるのかな??

http://www.foxmovies-jp.com/shapeofwater/