小泉徳宏監督、末次由紀原作。瑞沢高校かるた部の綾瀬千早(広瀬すず)たちも3年生、新部員の花野、筑波1年に翻弄されながらも最後の全国大会に臨む。また太一(野村周平)は大学受験を控えながらも、競技かるた界の最高峰・周防久志(賀来賢人)に惹かれて行くが…。「上の句」(id:zom-1:20160331#p1）、「下の句」(id:zom-1:20160513#p1)に続く最終章。「下の句」はやや弱い印象だったが結びはまあまあ良い。太一の比重多めなのは以前と同じか。運命戦、札合わせと言った競技のポイントを使っているのも本格的な感じがしていい。クイーン若宮詩暢役の松岡茉優の演技の幅が相変わらず面白い。広瀬すずも3年前は「海街diary」(id:zom-1:20150613#p1)のすずやってたとは思えない成長だな。
