電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「北の桜守」

滝田洋二郎監督。1945年、樺太で暮らしていたがソ連軍の侵攻の進行により江蓮てつ(吉永小百合)と息子二人は網走への船で逃げる。1971年、てつの次男・修二郎は札幌で米国チェーンストアの日本進出のビジネスを始めていたが、網走で暮らす母を引き取るために15年ぶりに家を訪ねる…。観客年齢層かなり高め。内容的にもその年齢向け。物語の大筋は悪くない気がしたけど、細かいとこでぎこちなさが多い。多分オリジナル脚本だと思うのだが。ケラが演出した舞台と交錯させるトコは結構面白いし効果的と思ったのだけど、少なめなのはちょっと残念。この唐突な演出は客層には合ってないかもしれないからか。「北の零年」(id:zom-1:20050129#p1)m「北のカナリアたち」(id:zom-1:20121103#p1)に続く北の三部作最終章というけど、なんかバラバラ感がある。

http://www.kitanosakuramori.jp/