電子竹林:Blog

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「フォードvsフェラーリ」-Ford vs. Ferrari-

ジェームズ・マンゴールド監督。元レーサーでカーデザイナーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)は、ル・マンフェラーリに勝ち優勝する事を目指すフォード・モーター社から依頼を受け、ドライバーにケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)をスカウトしGT40の改良を重ねる。しかし、彼らの前には社長フォード2世(トレイシー・レッツ)、副社長マイルズ(カトリーナ・バルフ)たち組織の壁があった…。事実ベース、1966年のル・マン24時間耐久レースまでの話。何しろレースの実写映像が凄い。最初のレースからゾクゾクする映像で心を持っていかれる。高速運転のギリ地面カメラがパンするってどーいう撮影なんだろうか!?高速移動しているのに、数メートル上からギリ地面に降りるカメラワークってのも驚き。ほとんど実写みたいだから、撮影装置に独自の工夫が色々されているのだと思う。デジタルになったから出来る撮影でもあるな。悪役はフェラーリだが真の悪役はフォードって構図がいい。妨害工作を受けているのはむしろフェラーリだし。アイアコッカはややイイ者な扱いな感じ。(追記:フランス映画「ミシェル・ヴァイヨン 」もオススメしたい。かなりフィクションだけど美意識好き)

http://www.foxmovies-jp.com/fordvsferrari/