クロエ・ジャオ監督。セレスティアルズからの使命で7000年前に地球へ送られ、人類をディヴィアンツから守ってきたエターナルズも、今は人間に混ざり生活していた。物質操作のセルシ(ジェンマ・チャン)、空を飛ぶイカリス(リチャード・マッデン)、手からエネルギー発射のキンゴ(クメイル・ナンジアニ)、幻想投影のスプライト(リア・マクヒュー)、発明家ファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー)、精神操作のドルイグ(バリー・コーガン)、外骨格パワーのギルガメッシュ(マ・ドンソク/ドン・リー)、エネルギー武器のセナ(アンジェリーナ・ジョリー)、高速移動のマッカリ(ローレン・リドロフ)、リーダーのエイジャック(サルマ・ハエック)。セルシはスプライトとロンドンで暮らし、デイン(キット・ハリントン)という恋人がいたが突然、絶滅したはずのディヴィアンツから攻撃を受け、世界に散らばった仲間に連絡をとるが…。「ノマドランド」の監督が、マーベルをやるってのがまず驚き。役者も主役級が並んでいるのがすごい。ゲイのスーパーヒーローの登場やPTSDは面白いし、聴覚障害の役者が聴覚障害のスーパーヒーローをやってるのも斬新。物語も意外な壮大さ、でもマーベルらしさは無くアベンジャーズとの絡みはまったくと言っていいほどない。悪くはないが、これ今後、どーするのだろう。次回作ではデインがメインになってくる可能性も最後に見えたが。
