電子竹林:Blog

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「リスペクト」-Respect-

リーズル・トミー監督。アレサ・フランクリン(ジェニファー・ハドソン)は少女の頃からその歌唱力で天才と称されショービス界で成功していくが、その影では、高圧的な父(フォレスト・ウィテカー)、DVの夫(マーロン・ウェイアンズ)の束縛などがあった…。アレサ・フランクリンは私にとっては「ブルース・ブラザース」の「THINK」のシーンが印象的なソウルの女王。教会、父、夫たちとの関係にかなり時間を取られ、全体的にはテンポ悪い展開ではある。アラバマのフェイム・スタジオでのレコーディグあたりからの音楽はシビれる。特にオーティス・レディングの「Respect」を自分のものにしていく展開はなかなかいい。フェイム・スタジオはドキュメンタリー映画「黄金のメロディ マッスル・ショールズ」 になっていてある程度知識はあった。最後はやはり、アメイジンググレイスなのか。ジェニファー・ハドソンは歌唱は圧倒的な迫力があっていいが、「ドリームガールズ」ほどの冴えはないかな。

https://gaga.ne.jp/respect/