電子竹林:Blog

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「ディア・エヴァン・ハンセン」-Dear Evan Hansen-

ティーブン・チョボウスキー監督。精神に問題をかかえ友人もいないエヴァン・ハンセン(ベン・プラット)は、看護師で忙しく働く母(ジュリアン・ムーア)と二人暮らし。カウンセラーの勧めで書いた自分宛の手紙が、同級生コナー(コルトン・ライアン)に持ち去られてしまうが、直後にコナーが自殺。コナーの両親はエヴァンがコナーの親友だと誤解し、エヴァンは偽の思い出を両親に語ってしまう。それはSNSへ拡散し、コナーの妹ゾーイ(ケイトリン・デバー)、アラナ(アマンドラ・ステンバーグ)たちを巻き込みあるプロジェクトが始まるが…。元はトニー賞の舞台で、シリアスで重い話で心情的に繊細なのにミュージカルってトコにそもそも違和感があった。元は未見で知らないが、映画にするにはかなり無理がある印象。「普通の人々」をミュージカルをするぐらいの無理さを感じる。それぞれのキャラには問題があり、善悪つけられないところとか面白いので普通のドラマとして観たかった。結末の付け方も、うーんそれだけかあという感じだった。

https://deh-movie.jp/