電子竹林:Blog

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「アネット」-Annette-

レオス・カラックス監督。人気スタンダップコメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)、オペラ歌手のアン(マリオン・コティヤール)は恋人どうし。やがて二人の間にアネットが生まれ、あるとき、その不思議な才能に気が付くが…。ロン&ラッセル・メイル兄弟「スパークス」のスタジオアルバムの物語が原案、らしいが内容はまるで知らなかった。ミュージカルとしてずっと展開すると思いきや、途中から風向きが変わり、風変わりな、ダークな展開をしていく。ハリウッド的、一般的にはハテナな展開だろうが、でもカラックス好きにはおすすめできるの。個人的にはダークというよりは、人物関係などシェークスピアっぽいと思った。「汚れた血」が1986年だから、今の人には知られていない監督だろうなあ。水原希子の登場は驚かないが、古館寛治が突然出てくるのはちょっと驚いた。

https://annette-film.com/